信楽焼の狸人形では元祖と言われる老舗、狸庵(りあん)の珍しい狸人形を出品致します。 一般的な狸人形は、大福帖と徳利を持った雄の狸ですが、この狸は松茸を抱えた雌の狸です。一般的な狸人形が商売繁盛の象徴とすれば、この狸は夫婦和合・家庭円満の象徴として大正から昭和初期にかけて作成されたようです。 愛嬌のある信楽焼狸の置物ですが、その歴史は比較的浅いものです。明治時代に、狸庵初代の「藤原銕造(ふじわらてつぞう)」が作った狸の置物が最初と云われています。狸庵という号も、愛嬌のある狸を世に広めるために初代「藤原銕造」が狸の製陶を始めたことが由来とされています。 1951年(昭和26年)、昭和天皇が信楽町行幸の折、日の丸の小旗を持たせた信楽狸がたくさん沿道に設置されました。狸たちが延々と並び歓迎する情景を陛下が大層お気に召されて、その様子を歌に詠まれました。この逸話がマスコミで報道されて以来、信楽焼の狸が全国的に知られるようなったようです。 さて、出品の狸は、高さが25cm、幅が19cmです。 屋外に飾られることを前提とする信楽狸にしては、ワレやカケのない綺麗な状態ですが、自然劣化による貫入が背中の一部にあります。屋外に置かれる陶器製品にあっては避けられない程度のものですが、最後の写真をご参照ください。 注: 最近、私の写真と説明文をそっくりそのまま盗用した詐欺サイトがいくつかあるようです。呉々も騙されないようにご注意下さい。
28分钟前
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